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| 日時 | タイトル |
|---|---|
| 2023/05/16(火) 08:00 | MFBメンター通信:貢物としての「大谷翔平」 |
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MFBメンター通信
貢物としての「大谷翔平」
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こんにちは。人間力研究所 MFBメンターの
Ennea ヒロこと 湯田博和 です。
人間力研究所とは、誰もがメンターという
相談相手を持てる世の中づくりを目指し、
MFBメンターを育成している一般社団法人です。
さて、今日は表題のとおり、
「貢物としての『大谷翔平』」というテーマで、
贈与論的、記号論的な観点から、日頃思うところを
一緒に考察してみたいと思います。
WBCの日本ラウンドを取材したアメリカ人記者が、
東京の街中に、
イコン(Icon)としての「大谷翔平」が溢れている
光景に驚いていたのを覚えています。
そのWBC決勝から、やがて2ヶ月が経とうとしているのに
大谷翔平人気は、今や日本とアメリカを超えて、
アジアや欧州でも、とどまる事を知らない勢いです。
戦争と、新冷戦という国際的な政治的分断を超えて、
「ユニコーン(Unicon)=大谷翔平」こそ
瀕死のグローバルリズムの救世主なのかも知れない。
私に、そんな感慨を抱かせてくれる
存在(Symbol)にも思えます。
私が特に興味を惹かれ、注目したいのは、
WBC決勝を前にした大谷翔平のスピーチ。
マスコミで話題になるや否や、英訳された動画が、
YouTubeで世界中に拡散され、
何十万、何百万ビューを獲得しています。
その中で、気になったコメントをピックアップしてみると、
「アメリカ人として、このスピーチは心震えた」
「規律(discipline)の塊のようなスピーチ」
「史上最も礼儀正しい士気挙げスピーチ」
「オオタニは日本アニメの主人公みたい」
「野球の母国アメリカへのリスペクトと、
同時にチームメートを鼓舞する素晴らしいスピーチ」
「日本の精神が宿った言葉」
「負けた相手が日本で良かった!」
というコピーが、動画のサムネに踊っていました。
アメリカ人のプライドを傷つけない、
むしろ、高ぶらせ、くすぐる内容だったのがわかります。
では、その大谷翔平のスピーチはというと、
「アメリカ代表に憧れるのをやめましょう。
(略。MLBのスター選手の名を列挙)
今日1日だけは、憧れてしまったら超えられないんで。
ぼくらは今日、超えるために、トップになるために来たので。
今日一日だけは、彼らへの憧れを捨てて、
勝つ事だけを考えましょう」
私の興味は、大谷翔平の性格分析のための
材料探しにあったのですが、
(因みにスピーチのルーツは、高校時代の監督の教えにある)
このある意味シンプルで、無邪気な、
大谷翔平の性格を反映する
素直で誠実な、優等生らしい嘘のないスピーチと、
アメリカ人の反応、その両方が
心の奥深くに引っ掛かっていました。
喉に刺さったトゲのように!
そのトゲの正体を知る前に、
アメリカ代表のマーク・デローサ監督のコメントもまた、
一つのヒントになるかも知れません。
「(大谷の二刀流で)彼がやっていることは、
アメリカ代表選手の90%が
リトルリーグでやっていたことかもしれない。
しかし彼は、世界のトップレベルでそれを続けている。
そんな選手は彼を除いて一人もいない。
彼こそ野球界のユニコーンだ」
ここで話は一気に飛躍しますが、
国際政治学の世界では、
日本政治の特殊性を説明するために、
「(自民党の)一党独裁民主主義」
「(軍事的に)アメリカの保護領」
と呼ぶ研究者がいるのを知りました。
話はさらに飛びます。
私の知る限り、自衛隊が他国の軍人や、
民間人を殺めた例は、一つもないはずです。
逆に、イラクやスーダン、南スーダンなどの
紛争地の平和維持活動中に、
命を落とした方が数名います。
片や、アメリカの場合はどうでしょうか?
1990年の湾岸戦争以降に絞ってみても、
アフガニスタンで、イラク他で、
約7000人超の若者が亡くなっています。
事の是非はともかく、これは歴史的事実です。
さらにアメリカ人だけでなく、私たちに、
より強烈な記憶を残す、
2001年の9・11、NY同時多発テロでは、
2763人が亡くなっています。
(ハイジャック犯を含む)
そして、この日本でも1977年(昭和52年)9月、
ハイジャック事件が起きた歴史があります。
日航機の乗員乗客151人の人質を取られ、
政府はテロリストたちの要求を飲み、
超法規的措置をとる、苦渋の決断を迫られます。
「人の命は地球よりも重い」
時の総理、福田赳夫がTVカメラに向かって放った
言葉を今も鮮明に覚えています。
そして、国民に広く受け入れられました。
この生命尊重の精神を伝える言葉には、
ルーツがあります。
敗戦直後の裁判で、最高裁の一判事が
「生命は尊貴である
一人の生命は、全地球よりも重い」と、
その判決文の中で述べた記録が残っています。
そして、この名言が実は、
明治の本「西国立志編」(中村正直著)
からの引用だというから驚かされます。
「大谷翔平」という記号が、
アメリカの人々には、ユニコーンとして愛され、
同時に畏怖もされ、
私たち日本人、少なくとも私的には、
「生命至上主義」の恩恵の賜物のような貴種が、
どのような土壌と、
先人たちの汗と血と艱難辛苦と、
精神風土の中で育まれたのか。
一度、考えてみるに値する存在に思えるのです。
さて、読者の皆様はいかがですか?
追伸
若者には、「平和ボケ」などと
軽々に言ってほしくない
初老の引きこもりより
人間力研究所には、
様々な専門知識やスキルを持った
個性的なメンターが勢揃いしています。
クライアントとして、
カウンセリングを受けるも良し、
セッションで癒されるも良し。
私たちメンターとつながって、
「自分の道」を見つけてみませんか!
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ぜひお試しください。
Enneaヒロこと 湯田博和のプロフィール:
https://mfbmentor.com/official-enneahirokazu/
最後までお読みくださりありがとうございました。
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東京都港区三田3丁目1―5 第1奈半利川ビル3階
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私が特に興味を惹かれ、注目したいのは、
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その中で、気になったコメントをピックアップしてみると、
「アメリカ人として、このスピーチは心震えた」
「規律(discipline)の塊のようなスピーチ」
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「オオタニは日本アニメの主人公みたい」
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同時にチームメートを鼓舞する素晴らしいスピーチ」
「日本の精神が宿った言葉」
「負けた相手が日本で良かった!」
というコピーが、動画のサムネに踊っていました。
アメリカ人のプライドを傷つけない、
むしろ、高ぶらせ、くすぐる内容だったのがわかります。
では、その大谷翔平のスピーチはというと、
「アメリカ代表に憧れるのをやめましょう。
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(因みにスピーチのルーツは、高校時代の監督の教えにある)
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片や、アメリカの場合はどうでしょうか?
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アフガニスタンで、イラク他で、
約7000人超の若者が亡くなっています。
事の是非はともかく、これは歴史的事実です。
さらにアメリカ人だけでなく、私たちに、
より強烈な記憶を残す、
2001年の9・11、NY同時多発テロでは、
2763人が亡くなっています。
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そして、この日本でも1977年(昭和52年)9月、
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そして、国民に広く受け入れられました。
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ルーツがあります。
敗戦直後の裁判で、最高裁の一判事が
「生命は尊貴である
一人の生命は、全地球よりも重い」と、
その判決文の中で述べた記録が残っています。
そして、この名言が実は、
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からの引用だというから驚かされます。
「大谷翔平」という記号が、
アメリカの人々には、ユニコーンとして愛され、
同時に畏怖もされ、
私たち日本人、少なくとも私的には、
「生命至上主義」の恩恵の賜物のような貴種が、
どのような土壌と、
先人たちの汗と血と艱難辛苦と、
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最後までお読みくださりありがとうございました。
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