メンター通信 バックナンバー
| 日時 | タイトル |
|---|---|
| 2025/07/08(火) 08:00 | MFBメンター通信 「私の頭の中のモラハラ男とメンヘラ女」 |
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MFBメンター通信
「私の頭の中のモラハラ男とメンヘラ女」
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こんにちは。
人間力研究所MFBメンターの、えにあひろこと湯田博和です。
人間力研究所とは、誰もがメンターという相談相手を持てる世の中づくりを目指し、
MFBメンターを育成している一般社団法人です。
今日は「愛をめぐる内なる戦争と、その終わらせ方」というテーマで、
さいきんの気づきを書いてみようと思います。
「お前は何もできないくせに、誰かに愛されようなんて、おこがましいんだよ」
ある日ふと、頭の中でそんな声が響いた。
もちろん、誰かに言われたわけではない。
でもこの"声"は、これまでも恋や婚活の場面でたびたび顔を出してきた。
少し気になる人に会えば、「どうせ私なんか無理」と足を引っ張り、
やっと関係が深まれば、「もっと尽くさないと捨てられる」と囁いてくる。
たぶんそれは、私の中に巣くう"モラハラ男"──誰の顔でもないのに、なぜかとてもリアルな存在。
(確かに存在していて、口調は妙にリアルで、説得力がある。)
しかも一番厄介なのは、この声がどこかで"正しさ"の仮面をかぶっていることだ。
一方で、全然別の人格も棲んでいる。
感情が爆発しそうなとき、誰かに「わかってよ!」と叫びたくなるとき、
不安で眠れない夜に誰かに依存したくなるとき──
現れるのは、私の中の"メンヘラ女"だ。
理由もない寂しさ。言葉にならない怒り(「この男社会は腐ってるよ!」)。
そして、突然あふれる涙。抑え込もうとしても、気づくと"彼女"がハンドルを握っている。
私たちはよく、「モラハラ男に引っかかってばかり」「感情的な女は面倒くさい」と言う。
でも本当は、恋がうまくいかない原因の多くが、"外の他者"ではなく"内なるふたり"のせいかもしれない。
心理学でいう「超自我」──それは、内面化された"親"や"社会"の声だ。
私たちが正しくあろうとするたびに、自己否定の形で現れ、私を律する。
"モラハラ男"は、この超自我が歪んだ姿だ。
彼は言う。「努力が足りない」「成果を出せ」「感情に振り回されるな」
どこか左脳的で、論理重視。優しさより、正しさ。プロセスより、結果。
まるで機械のように、私を最短ルートへと追い立ててくる。
彼は、父親の顔をしていたかもしれないし、先生や元彼かもしれない。
けれど今ではもう、私自身の中に根を下ろしている。
そして"メンヘラ女"は、抑圧された感情の亡霊だ。
本当はもっと泣きたかった、もっとわかってほしかった、もっと甘えたかった。
でもそれを許されなかった過去の私が、今になって噴き出す。
彼女は右脳的で、直感的で、非言語的。言葉にならない怒りと哀しみを、ただ波のように押し寄せてくる。
彼女を無視すると、体が壊れる。肌が荒れ、眠れなくなる。彼女は「感じる私」の影でもある。
このふたり──"モラハラ男"と"メンヘラ女"は、しばしば互いを軽蔑している。
男は女を「甘え」「弱さ」「非効率」と責め、女は男を「冷酷」「支配的」「愛がない」と拒む。
その戦争のただ中に、「私」がいる。ただ愛されたいのに、誰かを信じられない。近づきたいのに、拒んでしまう。
恋の問題とは、他人との関係の問題である前に、自分の中の"ふたりの人格"の葛藤なのだ。
ユングはこれを、未成熟なアニマとアニムスの葛藤と呼んだ。
つまり、男性の中には女性性(アニマ)が、女性の中には男性性(アニムス)が内在していると考えた。
この内なる異性像が、成長する過程で、他者への愛の基盤になる。
が、それが歪んでいたり未熟なまま放置されると、恋愛は再演となる。
同じ失敗を繰り返し、同じ後悔を抱える。
愛するとは、まずこの"内なるふたり"に居場所を与えることから始まる。
モラハラ男の声には、疲れた左脳がある。彼もまた、私を守ろうとしてきた。
メンヘラ女の涙には、理解されなかった右脳の傷がある。彼女もまた、私を生かそうとしてきた。
ふたりを敵にせず、対話のテーブルにつかせること。
そして、恋の相手と向き合うときも、「あの人」ではなく、
「この私」の中で何が起きているかに気づきを持つこと。
それがきっと、誰かを愛する力の始まりになる。
恋愛とは、他者と触れ合う前に、自分の中の"ふたり"を統合していく、静かなプロジェクトなのだ。
モラハラ男に優しさを、メンヘラ女に言葉を。
そのとき、恋ははじめて"癒し"になる。真実の自分自身と、もう一度出会うために。
そうすればきっと、他者を"敵"か"救世主"ではなく、"対話者"として迎え入れられる日が来る。
だが──それも通過点にすぎない。
ユングが語るように、アニマとアニムスは発達しうる存在だ。
内なる異性像は、放っておけば暴れ、育てれば導いてくれる。
癒しの次には、成熟というステージが待っている。
恋愛に迷うたびに、私たちは"ふたり"と再会し、その健全度を少しずつ上げていく。
愛とは、完成ではなく洗練。
内なる声とともに歩き、共に成長していく道のりなのだ。
追伸
この論考を書くに当たって、インスピレーションを与えてくれた──A・Mと、M・Hに感謝を。
(了)
さて、人間力研究所には、
様々な専門知識やスキルを持った
個性的なメンターが勢揃いしています。
クライアントとして、カウンセリングを受けるも良し、
セッションで癒されるも良し。
ぜひ、 あなたも一緒に
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...なんというテーマでしょう!
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なんとなーく出てきたのですが(笑)
...なかなか説得力がありますよ!
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日時:7月17日(木)20時~21時
料金:無料
実施方法:zoom
ファシリテーター:太田信人さん
https://mfbmentor.com/official-nobuhitoota/
*なかなか彼のこのプロフィールも面白い!今回のテーマにつながりそうです。
参加申込みは下記:
https://www.reservestock.jp/page/event_series/105660#futureEventScheduleSec
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過去のライブ映像はこちらから。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
MFBメンター・ゆだひろかず
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こんにちは。
人間力研究所MFBメンターの、えにあひろこと湯田博和です。
人間力研究所とは、誰もがメンターという相談相手を持てる世の中づくりを目指し、
MFBメンターを育成している一般社団法人です。
今日は「愛をめぐる内なる戦争と、その終わらせ方」というテーマで、
さいきんの気づきを書いてみようと思います。
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もちろん、誰かに言われたわけではない。
でもこの"声"は、これまでも恋や婚活の場面でたびたび顔を出してきた。
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たぶんそれは、私の中に巣くう"モラハラ男"──誰の顔でもないのに、なぜかとてもリアルな存在。
(確かに存在していて、口調は妙にリアルで、説得力がある。)
しかも一番厄介なのは、この声がどこかで"正しさ"の仮面をかぶっていることだ。
一方で、全然別の人格も棲んでいる。
感情が爆発しそうなとき、誰かに「わかってよ!」と叫びたくなるとき、
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現れるのは、私の中の"メンヘラ女"だ。
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そして、突然あふれる涙。抑え込もうとしても、気づくと"彼女"がハンドルを握っている。
私たちはよく、「モラハラ男に引っかかってばかり」「感情的な女は面倒くさい」と言う。
でも本当は、恋がうまくいかない原因の多くが、"外の他者"ではなく"内なるふたり"のせいかもしれない。
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彼は、父親の顔をしていたかもしれないし、先生や元彼かもしれない。
けれど今ではもう、私自身の中に根を下ろしている。
そして"メンヘラ女"は、抑圧された感情の亡霊だ。
本当はもっと泣きたかった、もっとわかってほしかった、もっと甘えたかった。
でもそれを許されなかった過去の私が、今になって噴き出す。
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彼女を無視すると、体が壊れる。肌が荒れ、眠れなくなる。彼女は「感じる私」の影でもある。
このふたり──"モラハラ男"と"メンヘラ女"は、しばしば互いを軽蔑している。
男は女を「甘え」「弱さ」「非効率」と責め、女は男を「冷酷」「支配的」「愛がない」と拒む。
その戦争のただ中に、「私」がいる。ただ愛されたいのに、誰かを信じられない。近づきたいのに、拒んでしまう。
恋の問題とは、他人との関係の問題である前に、自分の中の"ふたりの人格"の葛藤なのだ。
ユングはこれを、未成熟なアニマとアニムスの葛藤と呼んだ。
つまり、男性の中には女性性(アニマ)が、女性の中には男性性(アニムス)が内在していると考えた。
この内なる異性像が、成長する過程で、他者への愛の基盤になる。
が、それが歪んでいたり未熟なまま放置されると、恋愛は再演となる。
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だが──それも通過点にすぎない。
ユングが語るように、アニマとアニムスは発達しうる存在だ。
内なる異性像は、放っておけば暴れ、育てれば導いてくれる。
癒しの次には、成熟というステージが待っている。
恋愛に迷うたびに、私たちは"ふたり"と再会し、その健全度を少しずつ上げていく。
愛とは、完成ではなく洗練。
内なる声とともに歩き、共に成長していく道のりなのだ。
追伸
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(了)
さて、人間力研究所には、
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テーマは「天に愛される生き方」。
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なんとなーく出てきたのですが(笑)
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日時:7月17日(木)20時~21時
料金:無料
実施方法:zoom
ファシリテーター:太田信人さん
https://mfbmentor.com/official-nobuhitoota/
*なかなか彼のこのプロフィールも面白い!今回のテーマにつながりそうです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
MFBメンター・ゆだひろかず
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