メンター通信 バックナンバー
| 日時 | タイトル |
|---|---|
| 2026/01/20(火) 08:00 | MFBメンター通信 「その絶妙な距離感に、なぜ惹かれるのか──ある二人の歌い手について」 |
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MFBメンター通信
「その絶妙な距離感に、なぜ惹かれるのか──ある二人の歌い手について」
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こんにちは。
人間力研究所 MFBメンターの
えにあひろ こと 湯田博和 です。
人間力研究所とは、誰もがメンターという
相談相手を持てる世の中づくりを目指し、
MFBメンターを育成している一般社団法人です。
きょうは、つい最近体験した、
白昼夢のような出来事について、書いてみたい。
それは何かが起きた、というより、
当たり前だと思っていた現実の輪郭が、
一瞬だけ、曖昧になった体験だった。
………………………………………………………………………………………
SNSを眺めているとき、
偶然、ある一枚の写真が目に止まった。
タイムラインを流していく指が、ふっと止まる。
理由はすぐには言葉にならない。
ただ、視線が離れなかった。
そこには、二人の歌い手が並んで立っている。
なぜか二人とも、上下ともに白を基調とした服装だ。
一人は白いYシャツ、もう一人は白いタンクトップに、
白のジーンズ。
示し合わせたわけでも、舞台衣装でもないはずなのに、
奇妙な統一感がある。
清潔さと剥き出しの身体性が、同時にそこにある。
二人は肩を寄せ合っている。距離は近い。
さらによく見ると、一方がもう一方のお腹に、
そっと手を添えている。
強く抱き寄せるでもなく、所有を主張するでもない。
ただ、「触れている」という事実だけが、静かに残っている。
触れられている側は、少しはにかんでいるようにも見える。
触れている側は、相手を労っているようにも見える。
もちろん、それは私の主観かもしれない。
写真というものは、見る者の心を映す鏡でもある。
それでも、この一枚には説明しきれない余韻があった。
親密さは確かにある。
けれども、どこか落ち着かない。
安心と同時に、かすかな緊張が漂っている。
写真を見た瞬間、私はすぐに気づいた。
フレディ・マーキュリーとジョン・レノンだ。
同時に、驚きもあった。
こんなふうに並び、
肩を寄せ合うほどの関係性があったのか──
私はそれを知らなかった。
私は長年、人の性格や関係性を観察する仕事をしてきた。
言葉よりも先に、距離の取り方や身体の置き方に目が行く。
その視点でこの写真を見ると、
ある感覚が浮かび上がってくる。
この写真には、「一緒に生きる感じ」が写っていない。
冷たさがあるわけではない。
むしろ逆だ。
情熱は十分にあり、互いに相手を拒んでいない。
触れ方も自然で、そこに無理はない。
それなのに、生活の匂いがしない。
朝の気だるさや、夜の疲れを共有している気配がない。
この関係は、日常に腰を下ろす前の場所に留まっている。
ーそして後になって、この写真がフェイクだと知った。
二人が実際に並び、肩を寄せた記録は残っていない。
熱烈なファンによって作られた贋作、一枚のイメージだった。
不思議なことに、落胆はなかった。
むしろ、すべてが腑に落ちた。
だからこそ、この写真には「生活」が写っていなかったのだ。
これは起きた出来事ではない。
だが、"起きてほしかった"出来事だった。
そして、この偽物の写真を見て、ふいに胸が詰まるのは、
二人の親密さそのもののせいではない。
それが、現実には起きなかった光景だと知った後でも、
この感覚は消えなかった。
私たちは、この後に続く時間を知っている。
1980年、ジョン・レノンは突然この世界を去る。
その頃、フレディ・マーキュリーは、
人気絶頂の只中にいた。
自分の終わりも、
まだ遠い未来の出来事として生きていた。
ジョンの死を知ったとき、 フレディが何を思ったのか。
それを、私は知らない。
誰にも、わからない。
一つ、確かなことがある。
フレディは、
追悼歌『Life Is Real(Song for Lennon)』を、
言葉ではなく歌で、
ジョンの魂に捧げている。
ただ、この写真に描かれている二人は、
その「後」を知らない。
終わりを知らず、
この距離、この触れ方、
この軽やかさのまま、立っている。
だからこそ、私たちは胸を打たれる。
これは追悼ではない。
喪失を語るための像でもない。
時間を知ってしまった私たちが、
まだ何も失っていない誰かを見てしまった。
その一瞬のズレが、心に静かな波紋を残す。
この距離感は、多くの人を惹きつける。
依存しなくていい。
相手の人生を引き受けなくても、深く関われる。
それは、とても自由な関係だ。
同時に、休息の場を持たない関係でもある。
弱ったとき、戻る場所は外に求めるしかない。
関係は常に更新され、
強度を保ち続けなければならない。
この一枚の写真が、今もなお私に魅力的なのは、
その両義性のせいだろう。
美しく、そして、どこか哀しい。
私たちは、ときどきこの問いに直面する。
触れ合いたいのか。
それとも、共に生きたいのか。
似ているようで、まったく異なるこの二つの選択を、
この偽物の写真は、現実ではなく、
感情として言葉もなく示している。
追記
本文では理論的な説明を控えたが、
性格論・本能スタック論の観点から見ると、
この二人には共通する配置が見えてくる。
(了)
さて、人間力研究所には、様々な専門知識やスキルを持った
個性的なメンターが勢揃いしています。
クライアントとしてカウンセリングを受けるも良し、
セッションで癒されるも良し。
ぜひ、 あなたも一緒に
メンターとして学び、活躍しませんか?
……………………………………………………………………………………………
毎月開催しています!
【MFBおしゃべり広場】
毎月1回1時間、1つのテーマでYouTubeライブ
でおしゃべりするトークイベントです。
事前にお申し込みすればどなたでもご参加いただけます。
アバター、ニックネームでの参加もOK。
当日のコメントもぜひお待ちしています!
★日時:1月22日(木)20:00-21:00
おしゃべりテーマ:
『私にとってワクワクすること』
実施方法:オンライン Zoom
参加費:無料
当日お時間になりましたら、こちらをクリックしてご覧ください。
https://vdiloveandvision.com/Lh643/13761
参加ご希望の方は、こちらからお申し込みください。
https://vdiloveandvision.com/Lh643/23761
過去のライブ映像はこちらから。
https://vdiloveandvision.com/Lh643/33761
このイベントの担当は、認定MFBメンターの横井恵です。
ご参加お待ちしています。
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【MFBプチ勉強会のご案内】
MFBプチ勉強会はMFBのコミュニティーを
体験していただくための、どなたでも参加できる会です。
★日時:2月25日(水)20時~21時
実施方法:オンライン Zoom
参加費:無料
詳細とお申込みは下記:
https://vdiloveandvision.com/Lh643/43761
(下段のお申込フォームより)
ファシリテーターは櫻井ゆみさんです!
(認定MFBメンター・櫻井ゆみさんのプロフィールは下記)
https://vdiloveandvision.com/Lh643/53761
このイベントの担当は、認定MFBメンターの湯田佐恵子です。
ご参加お待ちしています。
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【MFBメンタープログラム】
『MFBメンタープログム』とは「リーダーシップ」を
はじめとする「18の人間力」について学ぶ
人間力研究所のプログラムです。
担当MFBトレーナー 藤本洋&みゆきの
次回の開催は 2026年3月28日よりスタートいたします。
MFBメンタープログラムの 詳しい日程や料金などは、下記をご覧ください。
https://www.reservestock.jp/events/1110318
また、プログラムの 【無料説明会】も開催いたします。
【無料説明会の開催日程 】
1、2/7(土)10:00〜11:00
2、2/12(木)20:00〜21:00
3、2/23(月・祝)10:00〜11:00
4、3/10(火)20:00〜21:00
5、3/16(月)20:00〜21:00
ご興味のある方は下記リンクよりお申し込みください。
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【オンライン】MFBメンタープログラム
(2026年3月28日スタート)
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最後までお読みいただきありがとうございました。
認定MFBメンター・湯田博和 記
(プロフィールは下記)
https://mfbmentor.com/official-enneahirokazu/
一般社団法人 人間力研究所
東京都港区三田3丁目1―5 第1奈半利川ビル3階
TEL:03-5765-1127
mail:info@mfbmentor.com
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えにあひろ こと 湯田博和 です。
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白のジーンズ。
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二人は肩を寄せ合っている。距離は近い。
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それでも、この一枚には説明しきれない余韻があった。
親密さは確かにある。
けれども、どこか落ち着かない。
安心と同時に、かすかな緊張が漂っている。
写真を見た瞬間、私はすぐに気づいた。
フレディ・マーキュリーとジョン・レノンだ。
同時に、驚きもあった。
こんなふうに並び、
肩を寄せ合うほどの関係性があったのか──
私はそれを知らなかった。
私は長年、人の性格や関係性を観察する仕事をしてきた。
言葉よりも先に、距離の取り方や身体の置き方に目が行く。
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ある感覚が浮かび上がってくる。
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冷たさがあるわけではない。
むしろ逆だ。
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1980年、ジョン・レノンは突然この世界を去る。
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誰にも、わからない。
一つ、確かなことがある。
フレディは、
追悼歌『Life Is Real(Song for Lennon)』を、
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ただ、この写真に描かれている二人は、
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終わりを知らず、
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美しく、そして、どこか哀しい。
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触れ合いたいのか。
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似ているようで、まったく異なるこの二つの選択を、
この偽物の写真は、現実ではなく、
感情として言葉もなく示している。
追記
本文では理論的な説明を控えたが、
性格論・本能スタック論の観点から見ると、
この二人には共通する配置が見えてくる。
(了)
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個性的なメンターが勢揃いしています。
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担当MFBトレーナー 藤本洋&みゆきの
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1、2/7(土)10:00〜11:00
2、2/12(木)20:00〜21:00
3、2/23(月・祝)10:00〜11:00
4、3/10(火)20:00〜21:00
5、3/16(月)20:00〜21:00
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初回特別料金 3,300円
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最後までお読みいただきありがとうございました。
認定MFBメンター・湯田博和 記
(プロフィールは下記)
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